結婚式の主役スイーツであるウエディングケーキを、自分たちの手で手作りしてみたいと考えるカップルが増えています。
ただ、2段ケーキとなると「難しそう」「崩れないか不安」と感じる方も多いはずです。
この記事では、家庭のオーブンと身近な材料で作れる、簡単な2段ウエディングケーキの基本から、安定して積むコツ、前日準備のポイント、衛生面の注意まで専門的にやさしく解説します。
初めてでも失敗しにくいレシピの考え方や、プロが実際に行う安定感アップのテクニックも紹介しますので、手作りケーキで心に残るウエディングを叶えたい方は、ぜひ最後まで読んでみてください。
目次
ウエディングケーキ 手作り 2段 簡単を叶える基本ポイント
2段のウエディングケーキを手作りで簡単に成功させるには、華やかさと作りやすさのバランスを取ることが重要です。
本格的なシュガークラフトや複雑なナッペ(クリームの塗り込み)に挑戦せずとも、スポンジと生クリーム、フルーツだけで十分にお祝いの場にふさわしいケーキを作ることができます。
大切なのは、サイズ設計、土台の安定性、作業スケジュールの3つです。
特に家庭用オーブンでは一度に焼ける大きさが限られるため、無理に大きなサイズにせず、ゲスト数に合わせた現実的な大きさにすることが成功のポイントです。
また、2段に積む場合は、スポンジの焼き方と冷まし方、クリームの硬さ、支柱代わりになるストローや棒の使い方など、いくつか押さえておきたい技術があります。ここを理解しておけば、初心者でも安定した2段ケーキが作れるようになります。
2段ウエディングケーキのメリットと難易度
2段ケーキの最大のメリットは、視覚的な華やかさと特別感です。
1段ケーキと比べて高さが出ることで、会場で写真映えし、入刀シーンもぐっと印象的になります。また、ケーキ全体の直径を大きくしなくてもボリューム感が出せるため、小さな会場や家庭でのお披露目パーティーにも向いています。
一方で、難易度が上がるのは、積み上げたときの安定性と、作業工程の多さです。
1段なら多少スポンジが柔らかくても問題ありませんが、2段にすると上段の重みが加わり、スポンジの強度やクリームの状態が仕上がりに大きく影響します。とはいえ、家庭用の材料と簡易的な支えを使い、冷蔵管理をきちんと行えば、難易度は大きく下げられます。
簡単に作るための考え方と割り切りポイント
手作りで2段ケーキを簡単に仕上げるには、あらかじめ「こだわる部分」と「割り切る部分」を決めることが重要です。
例えば、スポンジを一から焼くのはこだわりたいが、デコレーションはフルーツと市販のトッパーでシンプルにまとめるといったように、力のかけどころを明確にすると、全体の作業がぐっと楽になります。
また、形の完璧さよりも、清潔感と統一感を優先することも大切です。クリームの塗りが多少ラフでも、トップに飾るフルーツの色合いや、リボン、ケーキトッパーなどで統一感を出せば、十分にプロ感のある仕上がりになります。完璧を目指しすぎず、ゲストに伝わる温かさを重視することが、手作りウエディングケーキ成功の近道です。
家庭用オーブンで作れる現実的なサイズ感
家庭用オーブンで2段のウエディングケーキを作る場合、下段が直径18〜21センチ、上段が12〜15センチ程度が扱いやすく、焼きやすいサイズです。多くの家庭用オーブンでは、21センチがほぼ上限で、それ以上の大きさになると焼きムラや焦げが起こりやすくなります。
ゲスト数の目安としては、18センチ+12センチの2段で約10〜15人分、21センチ+15センチで約20人前後が目安です。
大人数の披露宴用ケーキはパティスリーに依頼し、2人や近しい家族で行う少人数パーティー用のケーキを手作りするという組み合わせもよく選ばれています。無理に大人数分を1台で賄おうとせず、食べ切れる量と設備に合ったサイズにすることが、成功と食品ロス削減の両面でおすすめです。
手作り2段ウエディングケーキのレシピ設計と材料の選び方
次に、実際にどのようなレシピで2段ウエディングケーキを設計するかを考えていきます。
重要なのは、崩れにくく軽いスポンジと、程よく固さのあるクリームを組み合わせることです。ウエディングシーンでは写真撮影や入刀セレモニーの時間もあり、室温に出しておく時間が長くなりがちです。そのため、単においしいだけでなく、時間経過や温度変化にある程度耐えられる配合を意識する必要があります。
また、アレルギーや好みを考慮した材料選びも重要です。最近は乳製品や卵を控えているゲストも少なくないため、メインのケーキは一般的なレシピで作りつつ、別途アレルギー対応のデザートを用意するなど、全員が安心して楽しめる配慮も求められます。
ベースになるスポンジ生地の種類と特徴
2段ウエディングケーキに使うスポンジとしては、主にジェノワーズ(共立てスポンジ)かシフォン寄りのふわふわスポンジが一般的です。
2段に積む場合は、ややしっかりめに焼き上げたジェノワーズがおすすめです。共立ては全卵を泡立てて作るため、構造が安定しやすく、クリームや上段を支える力があります。
一方で、軽さを重視してシフォンケーキのような配合にすると、口溶けは良くなりますが、上から重みがかかった時につぶれやすくなります。
家庭で作る場合は、薄力粉の一部を強力粉に替えて腰を出す、焼き時間をやや長めにして水分を飛ばすなど、少しだけ配合や焼き方を調整すると安定した土台になりやすくなります。
安定して扱いやすいクリームの選び方
デコレーションに使うクリームは、味と見た目だけでなく、温度変化への強さも考慮して選びます。最も一般的なのは動物性生クリームですが、脂肪分35〜42パーセント程度のものを使い、やや固めの8分立てに泡立てると、保形性が高まり2段ケーキに適した状態になります。
暑い季節や長時間の屋外パーティーでは、植物性ホイップクリームや、動物性と植物性のブレンドを使うことも検討できます。保形性に優れ、扱いやすい反面、風味はややあっさりするため、バニラや洋酒を少量加えて風味を補うとバランスが良くなります。
また、中のサンド用クリームは少し柔らかめ、外側のナッペ用はしっかり固めと、用途によって硬さを変えるのも有効です。
デコレーション材料とトッピングの選び方
ウエディングケーキの印象を大きく左右するのがデコレーションです。手作りで簡単に仕上げるなら、フレッシュフルーツとハーブ、シンプルなケーキトッパーの組み合わせが扱いやすく、見栄えも良くなります。いちご、ベリー類、ぶどう、キウイなどは彩りが良く、断面も華やかです。
加えて、ミントやタイムなどのハーブ、小さな食用花を少量あしらうと、一気にプロのような雰囲気が出ます。
ただし、生花を使う場合は食用可の花を選ぶか、茎にラップを巻くなどして直接ケーキに触れないようにする配慮が必要です。
トップには市販のケーキトッパーやピック、リボンを使うと、細かい絞り出し技術がなくても華やかさを演出できます。
予算と手間を抑える工夫
手作りケーキの魅力はコストを抑えられる点にもありますが、材料をこだわり過ぎると意外と費用がかさむこともあります。
予算と手間を抑えるには、市販スポンジやスポンジミックスの活用、旬のフルーツを選ぶ、デコレーションをシンプルにするといった工夫が効果的です。
例えば、スポンジだけは市販のものを用意し、クリームとデコレーションを手作りする形であれば、失敗のリスクも時間も大幅に減らせます。
フルーツも輸入品ではなく、その時期に出回っているものを中心に選ぶと、味も良くコストも抑えやすくなります。全てを完璧に自作しようとせず、無理のない範囲で「手作り感」と「安定した仕上がり」の両立を目指しましょう。
失敗しにくい2段ケーキの組み立て方と安定させるコツ
スポンジとクリームの準備が整ったら、いよいよ2段ケーキの組み立てです。
ここでのポイントは、スポンジをしっかり冷やすこと、平らにカットすること、そして支えとなる構造を作ることの3つです。どれか一つでもおろそかにすると、傾いたり、カット時に崩れたりする原因になります。
特に、2段目を乗せる位置の安定性は見た目にも大きく影響します。家庭では専用のケーキダミーや支柱を持っていないことが多いため、手軽に入手できるストローや竹串などを使って強度を補います。ほんのひと手間加えるだけで、持ち運びや入刀時の安心感が格段に違ってきます。
スポンジの冷やし方とカットのポイント
焼き上がったスポンジは、型から外して粗熱を取り、必ず完全に冷ましてからカットとデコレーションに進みます。生温かいままカットすると、断面が崩れやすく、クリームが溶けてしまう原因になります。室温で冷ました後、ラップで包んで冷蔵庫でしっかり冷やすと、カットしやすい状態になります。
カットの際は、長めのパン切り包丁か波刃ナイフを使い、刃を前後に小刻みに動かしながら、力を入れ過ぎずに切り進めます。側面の高さを一定に保つために、あらかじめ目印をつけてから切ると失敗しにくくなります。上面が大きくドーム状になっている場合は、まずトップを薄く切り落として平らにし、それから段数分にスライスすると、組み立てた時に安定感が出ます。
2段を支えるストローや支柱の使い方
下段のケーキに上段を乗せる際は、下段だけで上段の重さを支えないように、簡易的な支柱を入れるのが安全です。
家庭で手軽に使えるのは、太めのストローや、丈夫な竹串です。下段のケーキに数本挿し込み、ケーキと同じ高さの位置でカットしておけば、その上に上段を乗せても沈みにくくなります。
配置の目安としては、中央に1本、その周囲に三角形や四角形を描くように3〜4本追加すると安定します。ストローは食品用で清潔なものを使用し、挿す位置はあらかじめ上段の直径を意識して決めておくと、バランス良く支えられます。
さらに安定感を高めたい場合は、上段の底に小さなケーキボードや厚手の紙皿を敷き、支柱の上にそれを乗せる形にすると安心です。
ナッペ(クリーム塗り)の手順と簡単にきれいに見せるコツ
ナッペはプロでも難しい作業ですが、手作りウエディングケーキでは「完璧な鏡面仕上げ」を目指す必要はありません。
まず、スポンジの側面と上面に薄くクリームを塗る「下塗り(クラムコート)」を行い、スポンジの表面の欠けやクラム(生地くず)を閉じ込めます。その後、冷蔵庫で一度冷やして固めることで、仕上げのナッペが格段に行いやすくなります。
仕上げのナッペでは、パレットナイフやスパチュラを使い、ケーキターンテーブルがあれば回転させながら、側面を整えていきます。完全に平滑にしようとせず、あえて縦方向や横方向にラインを残すと、ラフでナチュラルな雰囲気になり、手作りならではの温かさが出ます。上段を乗せる中心部のクリームはやや厚めにしておくと、接着剤のような役目を果たし、安定感が増します。
崩れにくい配置と持ち運びの注意点
2段ケーキを組み立てた後は、移動と保管にも注意が必要です。
持ち運ぶ際は、サイズに合ったしっかりしたケーキボードやトレーに乗せ、水平を保ちながらゆっくり移動します。車で運ぶ場合は、助手席ではなくできるだけ水平を保てる足元や床に置き、直射日光が当たらないように空調を調整します。
また、会場に到着したら、すぐに冷蔵庫で保管し、出すタイミングは入刀の30分〜1時間前程度が理想的です。
屋外でのパーティーや気温の高い時期は特に、長時間常温に置かないよう気を配りましょう。簡単に見える2段ケーキほど、運搬と温度管理の工夫が、安全で美しい提供につながります。
簡単におしゃれに見せるデザインアイデアとアレンジ例
同じ2段ケーキでも、デザイン次第で印象は大きく変わります。プロのような特殊な技術がなくても、配置や色の組み合わせを工夫するだけで、一気にウエディングらしい華やかなケーキになります。
ここでは、初心者でも取り入れやすい、いくつかのデザインパターンとアレンジのアイデアを紹介します。
ポイントは、テーマカラーを一つ決めることと、装飾の詰め込み過ぎを避けることです。スペースをあえて残す「余白の美」を意識すると、まとまりのある大人っぽいウエディングケーキに仕上がります。
フレッシュフルーツを使ったシンプルデザイン
最も取り入れやすく、失敗しにくいのがフレッシュフルーツを主役にしたデザインです。
例えば、白い生クリームのケーキに、いちごとブルーベリーを中心にトッピングし、ところどころにミントの葉を散らすだけで、とても華やかな印象になります。フルーツは大きさを変えてカットし、高さに変化をつけることで、写真映えする立体感が生まれます。
フルーツの色合いで季節感を出すのもおすすめです。春夏はベリーやシトラス、秋冬はぶどうや洋梨、いちじくなどを使うと、それぞれの季節に合った雰囲気になります。
糖度の高いフルーツは水分が出やすいため、トッピングするタイミングを提供の直前にするか、カット面にナパージュ(透明ゼリー)を軽く塗って水分の流出を抑える方法も有効です。
ナチュラルウエディング向けのドリップケーキ風
カジュアルでおしゃれな印象にしたい場合は、ドリップケーキ風デザインが人気です。ホワイトクリームでナッペしたケーキの上部から、やや緩めに溶かしたガナッシュやソースを垂らし、側面に流れ落ちるラインを作ります。完全なドリップケーキほどたくさん垂らさず、部分的に控えめに流すだけでも印象が変わります。
色付きのチョコレートやフルーツソースを使うと、テーマカラーを表現しやすくなります。
トップにはフルーツやマカロン、チョコレート、ハーブなどをバランス良く配置し、あえて少しラフに盛り付けることで、ナチュラルで今風のスタイルに仕上がります。装飾に使うアイテム数は多くても3〜4種類に絞ると、統一感のある見た目になります。
ケーキトッパーやリボンで難易度を下げるテクニック
細かい絞りや文字書きに自信がない場合は、ケーキトッパーやリボンを活用しましょう。市販の「Mr&Mrs」やハート型、名前の入ったトッパーを挿すだけで、一気にウエディングらしさが増します。リボンは食品に直接触れないようにしながら、ケーキの台部分やボードに巻き付けると、簡単に高級感を演出できます。
また、側面にぐるりと1本だけリボンを巻き、その下に数粒のパールチョコやシュガーパールをあしらうだけでも、エレガントな雰囲気になります。
ケーキの表面を完璧に整えることが難しくても、トッパーやリボンの視線誘導効果で、全体として洗練された印象に仕上がります。
デザイン別の難易度と準備時間の目安
代表的なデザインごとの難易度と準備時間の目安を、簡単に比較しておきましょう。作りたいイメージと、自分たちの時間的余裕を照らし合わせて選ぶ参考になります。
| デザインタイプ | 難易度 | 準備時間の目安 | 特徴 |
| フルーツたっぷりデザイン | やさしい | ナッペ後30〜60分程度 | 色合わせしやすく、失敗が目立ちにくい |
| ドリップケーキ風 | 中程度 | ナッペ後60〜90分程度 | トレンド感が出るが、ソースの固さ調整が必要 |
| リボン+トッパー中心 | やさしい | ナッペ後20〜40分程度 | 技術よりセンス重視で取り入れやすい |
このように、デザインごとに必要な時間や技術のハードルが異なります。披露宴前でスケジュールが詰まっている場合は、ナッペ自体はシンプルにして、トッパーやフルーツで見栄えを整えるスタイルを選ぶと、ストレスなく準備を進めやすくなります。
前日から当日までのスケジュールと衛生・保存の注意点
ウエディングケーキを手作りする場合、味や見た目と同じくらい重要なのが、衛生管理と保存方法です。
特に生クリームやフルーツを使うケーキは、時間の経過や温度条件によって品質が変化しやすいため、いつ何を作るか、どのタイミングで冷蔵するかを事前に計画しておく必要があります。
ここでは、一般的なスケジュール例とともに、安全かつおいしい状態で提供するためのポイントを整理します。家庭での衛生管理でも、飲食店の基本を応用することで、安心してゲストに振る舞えるケーキを作ることができます。
前日までにやっておくべき下準備
作業をスムーズに進めるためには、前日までにできることをなるべく済ませておくのが理想です。
具体的には、スポンジの焼成、道具の確認と消毒、飾り用トッピングの準備などです。スポンジは前日に焼いて完全に冷まし、ラップでしっかり包んで冷蔵しておくと、しっとりと落ち着いた状態になり、翌日のカットがしやすくなります。
また、パレットナイフやボウル、ゴムベラなど、クリームやケーキに直接触れる道具は、洗浄後によく乾かし、必要に応じてアルコールスプレーなどで軽く拭いておくと安心です。トッピングに使うマカロンやチョコレート、リボンなども、事前に数や配置をイメージしておくと、当日の作業時間を短縮できます。
当日のタイムライン例と作業の優先順位
当日のスケジュールは、式やパーティーの開始時間から逆算して組み立てます。例えば、夕方開始のパーティーであれば、午前中にクリームの仕込みとスポンジのカット、昼過ぎにナッペと組み立て、出発直前にフルーツの最終トッピングを行う、といった流れが一般的です。
優先順位としては、まず土台(スポンジとクリーム)を安定させる作業を終え、その後に装飾を行うと、崩れやすい状態で余計な時間をかけるリスクを避けられます。作業中は、室温が高くならないようキッチンの温度にも注意し、クリームが緩んできたら、一度冷蔵庫で冷やしてから続きの作業を行うようにします。
生クリームとフルーツ使用時の保存ルール
生クリームとフルーツを使ったケーキは、基本的に冷蔵保存が必須です。家庭用冷蔵庫では、10時間前後までを目安に考えると安全です。それ以上の長時間保存が必要な場合は、生クリームの状態やフルーツの水分によっては見た目や風味が劣化しやすくなります。
フルーツはカットしてから時間が経つと、色が変わったり水分が出てクリームに染み込んだりすることがあるため、可能であればカットとトッピングは提供の2〜3時間前までに行うのが理想です。
どうしても時間が前倒しになる場合は、変色しにくいフルーツを選ぶ、ナパージュでコーティングするなど、劣化を防ぐ工夫を取り入れましょう。
安全のために守りたい衛生チェックポイント
ゲストに安心して食べてもらうために、以下のような基本的な衛生チェックポイントを押さえておきましょう。
- 作業前にしっかりと手洗いを行い、こまめに洗い直す
- 生卵を扱った道具と、クリームや焼き上がったスポンジを扱う道具を分ける
- 長時間室温に出しっぱなしにせず、こまめに冷蔵庫に戻す
- 体調が優れない場合は無理に調理を行わない
これらは飲食店や製菓衛生の基本でもあり、家庭での手作りウエディングケーキにも応用できます。特に夏場や湿度の高い日は、室温と冷蔵時間の管理が重要になります。安全面に配慮することで、楽しい思い出がより安心なものになります。
手作りが不安な場合のサポート活用と上手な外注の仕方
2段ウエディングケーキを自分たちだけで一から手作りするのが不安な場合でも、一部だけを手作りし、残りをプロに任せるという選択肢があります。
最近は、スポンジだけを購入したり、ベースケーキをパティスリーに依頼し、デコレーションのみを自分たちで行うスタイルも人気です。
ここでは、手作りと外注を組み合わせる際の考え方や、パティスリーや式場との相談ポイントをまとめます。無理をし過ぎず、負担を分散させながら、自分たちらしいケーキを形にする方法を検討してみてください。
市販スポンジやベースケーキを活用する方法
手作りの大きなハードルであるスポンジ作りを、市販品で補う方法です。
スーパーや製菓材料店などでは、さまざまなサイズのスポンジ台が販売されており、2段ケーキ用に直径違いでそろえることも可能です。焼き上がりの失敗リスクがなくなるため、クリームやデコレーションに集中できるメリットがあります。
さらに、パティスリーによっては、シンプルな生クリームケーキをベースとして用意してもらい、トッパーや一部デコレーションを自分たちで追加するスタイルも選べます。プロが作る土台に、自分たちのアレンジを加えることで、見た目と安定性、オリジナリティの両方を満たすことができます。
式場や専門店に相談したいポイント
式場や専門店に相談する際は、衛生管理や持ち込みルールを事前に確認しておくことが重要です。会場によっては、衛生上の理由から手作りケーキの持ち込みを制限している場合や、持ち込み料がかかる場合があります。
相談時には、ケーキのサイズ、デザインのイメージ、使用したいフルーツや装飾、アレルギー配慮の有無など、具体的な希望を伝えるとスムーズです。
また、自分たちで作る場合のアドバイスをもらえることもあるため、プロの意見を取り入れながら現実的なプランを組み立てていくと安心です。
手作りと外注の上手な組み合わせ方
時間と労力、仕上がりのバランスを考えると、全てを手作りにするよりも、思い出に残したい部分だけに手作り要素を集中させるのがおすすめです。例えば、披露宴のメインケーキは式場に任せ、二次会や家族との食事会用に小さめの2段ケーキを手作りする方法があります。
また、トッパーやプレート、クッキー、プチフールなどを手作りし、それをプロが用意したケーキに飾ってもらう形も可能です。
このように「どこまでを自分たちで行うか」を柔軟に決めることで、プレッシャーを軽減しながら、手作りの温かさを演出できます。
まとめ
2段のウエディングケーキを手作りで簡単に仕上げるには、背伸びをし過ぎないサイズと設計、安定性を意識した組み立て、現実的なスケジュール管理の3つが鍵になります。スポンジはややしっかりめに焼き、クリームは固めに泡立てて、ストローや竹串で下段を補強することで、初心者でも崩れにくい2段ケーキを作ることができます。
デザインは、フレッシュフルーツやドリップ風、トッパーとリボンなど、難しい技術を必要としないスタイルでも十分に華やかです。
また、全てを自力でまかなう必要はなく、市販スポンジやベースケーキを活用したり、パティスリーや式場との協力体制をとったりすることで、無理のない形で「手作りのウエディングケーキ」を実現できます。
大切なのは、ケーキを通じてゲストやパートナーに気持ちを伝えることです。この記事のポイントをベースに、自分たちらしい2段ウエディングケーキ作りにぜひ挑戦してみてください。
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