米粉の18cmスポンジケーキ別立てレシピ!ふわふわに焼き上げるコツを解説

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ケーキ

小麦粉の代わりに米粉を使ったスポンジケーキは、軽やかな口どけと優しい甘さが魅力です。
さらに卵を別立てにすることで、グルテンに頼らずにふわふわのボリュームを出すことができます。
本記事では、18cm丸型を基準に、米粉スポンジケーキ別立て法の詳しいレシピと、失敗しやすいポイントの対処法まで、プロ目線で徹底解説します。
オーブン初心者の方でも再現しやすいよう、温度や泡立ての見極めなども具体的にお伝えしますので、ぜひ最後まで読みながら一緒に作ってみてください。

米粉 スポンジケーキ 18cm 別立ての基本と特徴

米粉を使った18cmスポンジケーキを別立て法で作ると、グルテンに頼らずに、きめ細かくしっとりした食感を実現できます。
小麦粉のスポンジに比べて、米粉生地はダマになりにくく、膨らみも安定しやすい一方で、卵の泡に頼る配合になるため、泡立てと混ぜ方が仕上がりを大きく左右します。
特に18cmサイズは家庭用オーブンでも焼きムラが出にくく、誕生日ケーキなどデコレーションにも使いやすい標準的な大きさです。

別立てとは、卵黄と卵白を分けて泡立て、それぞれを合わせてから粉を加える方法です。
この方法は、米粉との相性が良く、油脂が多少多くてもボリュームが出やすいという利点があります。
また、米粉は水分を抱え込む力が高いため、時間がたってもしっとり感が続きやすいのも大きな特徴です。
グルテンフリーを意識したい方や、軽い食感のケーキを目指したい方に適した製法だといえます。

米粉スポンジケーキと小麦粉スポンジの違い

米粉と小麦粉では、たんぱく質の種類とグルテン形成の有無が大きく異なります。
小麦粉はグルテンによって弾力と粘りを出し、スポンジケーキの骨格を形作りますが、混ぜすぎると固くなりやすいという弱点があります。
一方、米粉にはグルテンがないため、混ぜすぎによる固さの心配が少なく、初心者でも扱いやすい半面、卵の泡を潰してしまうと支えとなる構造が弱く、しぼみやすくなります。

また、米粉は粒子が細かく、油分や水分を吸収しやすい性質があります。
そのため、同じ量の粉でも、小麦粉のレシピを単純に置き換えると、パサつきやすい、または焼き縮みが起きることがあります。
米粉専用配合では、砂糖や油分、水分量を微調整し、しっとり感とふわふわ感のバランスを取ることが重要です。
この違いを理解しておくことで、レシピの微調整もしやすくなります。

別立て法が米粉と相性の良い理由

別立て法では、卵白をしっかりメレンゲにしてから卵黄生地と合わせることで、生地全体の気泡を細かく安定させられます。
米粉はグルテンがない分、気泡を支える力が弱くなりがちですが、別立てによるきめ細かなメレンゲが骨格の役割を果たし、ふんわりと高さのあるスポンジに仕上げてくれます。
共立てよりも気泡量が多くなりやすい点も、米粉スポンジにとって大きなメリットです。

さらに、卵黄側で油分や牛乳などをしっかり乳化させてからメレンゲと合わせることで、米粉特有のパサつきを防ぎ、しっとり感を高められます。
別立ての工程はやや手間に感じられますが、米粉スポンジの成功率を大きく高めてくれる技法です。
一度コツをつかめば、味や食感を変えたアレンジにも応用しやすく、家庭で再現性の高いレシピを組み立てるベースになります。

18cmサイズが家庭向きな理由

18cm丸型は、家庭用オーブンの庫内サイズとの相性がよく、上下の火の通りと中央までの焼き加減が安定しやすい標準サイズです。
4~6人分のホールケーキに適したボリュームで、誕生日や記念日のデコレーションケーキとして扱いやすい大きさでもあります。
また、レシピや他のサイズへの換算も豊富で、失敗しにくいという点が初心者の方にも向いています。

18cmを基準にすれば、15cmや21cmへのサイズ変更も、面積比を使うことで比較的簡単に計算できます。
米粉スポンジは高さが出やすい配合にすることが多いため、小さすぎる型だと溢れやすく、大きすぎる型だと高さが出にくくなります。
その中間としても18cmはバランスが良く、オーブンの温度設定や焼成時間の情報も豊富ですので、安定した焼き上がりを目指すのに適したサイズといえます。

米粉スポンジケーキ18cm別立ての基本レシピ

ここでは、米粉を使った18cmスポンジケーキの標準的な別立てレシピをご紹介します。
デコレーションもしやすく、そのまま食べても軽くて食べ飽きない、汎用性の高い配合です。
卵のサイズは一般的なMサイズを基準とし、家庭で用意しやすい材料だけで構成しています。
砂糖と油脂のバランスを工夫することで、ふわふわでありながら、翌日もしっとり感が続くような仕上がりを目指したレシピです。

このレシピをベースに、砂糖を少し減らしたり、油の種類を変えたりすることで、お好みの口当たりにも調整できます。
また、米粉は必ず製菓用などのきめの細かいタイプを使用することが理想的です。
粒子が粗いと口当たりが悪くなったり、うまく膨らまない原因となります。
まずは基本形を忠実に作り、仕上がりを体感してからアレンジしていくのがおすすめです。

材料と分量一覧(18cmホール1台分)

18cm丸型1台分の標準的な材料構成は、卵3個前後をベースに組み立てます。
以下の表は、一般的にバランスがよいとされる配合の一例です。
ご家庭のオーブンやお好みによって微調整は可能ですが、最初はこの分量に忠実に仕込むと、状態の良いベースがつかみやすくなります。

材料 分量 ポイント
卵(Mサイズ) 3個 卵黄と卵白に分けて使用
グラニュー糖 80~90g 甘さと保湿の要
米粉(製菓用) 80g ダマになりにくい微細タイプ
牛乳 30g しっとり感とコク
太白ごま油またはサラダ油 25~30g 口どけを良くする油脂
バニラエッセンス 数滴 風味づけ用(お好みで)

砂糖は80gにすると軽め、90gにするとコクと保湿性が増します。
油脂は太白ごま油やクセのない植物油を使うと、米粉のさっぱりした風味とよく合います。
バターを使う場合は、溶かしバターを同量程度で代用しても構いませんが、香りや口当たりが変わるため、まずは植物油で作って米粉の軽さを体感するのがおすすめです。

必要な道具と準備しておくこと

米粉スポンジケーキを安定して焼くためには、道具の準備と下ごしらえも重要です。
最低限必要な道具は、ボウル2個(卵黄用と卵白用)、ハンドミキサー、ゴムベラ、粉ふるい、18cm丸型、オーブンシート、はかり、温度計付きオーブンなどです。
特にメレンゲを泡立てる卵白用ボウルは、水分や油分がついていない清潔な状態を保つことがポイントです。

型には底と側面に沿うようにオーブンシートを敷いておきます。
型には油を塗らずにシートで成型することで、生地がしっかり側面に貼りつき、均一に膨らむ助けになります。
また、卵は冷蔵庫から出して室温に戻しておくと、卵黄も卵白も泡立ちやすくなります。
オーブンは焼成開始の10~15分前には予熱を完了させ、庫内温度を安定させておくことが重要です。

基本の別立て手順の流れ

別立ての基本手順は、大きく分けて卵黄生地作り、メレンゲ作り、合わせて焼成という流れです。
まず卵を卵黄と卵白に分け、卵黄に砂糖の一部を加えて白っぽくもったりするまで泡立てます。
その後、油と牛乳を加えてなめらかに乳化させ、米粉を加えて均一な卵黄生地を作ります。

次に、別のボウルで卵白を泡立て、砂糖を数回に分けて加えながら、ツノがしっかり立つ弾力のあるメレンゲを作ります。
卵黄生地にメレンゲの一部を加えてなじませたら、残りのメレンゲをゴムベラで底からすくい上げるように合わせ、気泡をつぶしすぎないように混ぜます。
型に流し入れて表面を整え、予熱したオーブンで焼成します。
焼き上がったらすぐに軽く落としてショックを与え、型ごと逆さにして冷ますことで、しぼみを防ぎます。

ふわふわに仕上げるための別立てのコツ

米粉のスポンジケーキをふわふわに仕上げるには、別立ての各工程を丁寧に行うことが重要です。
特にメレンゲの状態と、それを卵黄生地に混ぜ込む際の手の動かし方が、焼き上がりの高さときめの細かさを左右します。
単に時間だけを目安にするのではなく、生地のツヤやリボン状に落ちる様子など、目で見て判断できるポイントを押さえると失敗が減ります。

また、砂糖や油脂を入れるタイミング、粉を加えてから混ぜる時間なども、ふんわり感に直結します。
少しの意識の違いで仕上がりが大きく変わりますので、ここでは別立ての流れに沿って、重要なチェックポイントを整理しておきます。
繰り返し作る中で、自分のオーブンと手の動きに合ったベストな状態を見つけていきましょう。

卵黄生地をきちんと乳化させるポイント

卵黄生地は、砂糖、油脂、牛乳がなめらかに一体化した状態にしておくことが非常に大切です。
砂糖を加えてしっかりと白っぽくなるまですり混ぜることで、卵黄の粘度が上がり、油脂と水分を抱え込みやすくなります。
この乳化が不十分だと、焼成中に油分が分離して目が粗い生地になったり、底がベタつく原因になります。

油と牛乳を加える際は、必ず少しずつ加え、そのつどよく混ぜてツヤのある状態を保ちます。
一度に大量に加えると分離しやすく、米粉を加えたあとにダマが残りやすくなります。
卵黄生地がリボン状にとろりと落ちる程度のとろみがあり、色が明るく均一であれば、乳化がうまくいった目安になります。
この状態までしっかり仕上げてからメレンゲと合わせることが、ふんわりしっとりしたスポンジへの第一歩です。

メレンゲの泡立て加減と見極め

メレンゲは、米粉スポンジの骨格となる最も重要なパートです。
卵白を泡立て始める前に、ボウルとホイッパーが油分や水分でぬれていないかを確認し、必要であればキッチンペーパーで拭いておきます。
最初は低速で卵白をほぐし、大きな気泡が細かくなってから砂糖を3回程度に分けて加えると、きめが細かく安定したメレンゲになりやすいです。

理想的な状態は、ツヤがあり、持ち上げた時に先端がやや曲がる程度から、しっかりと角が立つ一歩手前くらいの硬さです。
あまりに硬く泡立てすぎると、卵黄生地となじみにくく、混ぜる過程で気泡をつぶしやすくなります。
反対に緩すぎると、焼成中に気泡がつぶれてしぼみやすくなります。
ツヤを失わず、ボウルを傾けても流れ出さない状態を一つの目安にするとよいでしょう。

メレンゲを潰さない混ぜ合わせの方法

メレンゲを卵黄生地に合わせる時は、段階的に混ぜるのがコツです。
まず、メレンゲの約3分の1を卵黄生地に加え、泡を気にせずしっかり混ぜて、生地を軽くしておきます。
この工程で卵黄生地の粘度を下げることで、残りのメレンゲがなじみやすくなり、全体の混ぜすぎを防げます。

次に、残りのメレンゲを2回に分けて加え、ゴムベラをボウルの底からすくい上げるようにして、ボウルを回しながら手早く混ぜます。
中心から外側へ押しつぶすような動きは避け、持ち上げてかぶせるイメージで混ぜると、気泡を生かしたまま均一な生地になります。
ツヤがあり、ムラなく白い筋が消えた段階でストップし、混ぜすぎないことが重要です。

焼き縮みを防ぐためのオーブン温度管理

オーブン温度の管理は、焼き縮みや生焼けを防ぐうえで非常に重要です。
一般的には170度前後で25分前後が目安ですが、オーブンによって実際の庫内温度に差があるため、できればオーブン用温度計で確認しながら調整します。
温度が高すぎると表面だけが早く焼けてしまい、中央が持ち上がりすぎて、その後しぼむ原因になります。

逆に温度が低すぎると、十分に膨らまず、焼き上がり後に中央が沈みやすくなります。
焼成中はなるべくオーブンの扉を開けず、最後の数分で焼き色を確認する程度にとどめる方が安定します。
焼き上がりの目安は、中央を軽く押して弾力があり、竹串を刺して生地がついてこない状態です。
焼き上がったらすぐに軽く一度落として蒸気を抜き、型ごと逆さにして冷ますことで、焼き縮みを最低限に抑えられます。

よくある失敗と原因・対処法

米粉の18cmスポンジケーキ別立ては、コツをつかめば安定して焼ける一方で、初めのうちは膨らまない、しぼんでしまう、べちゃっとするなど、いくつかの典型的な失敗が起こりやすいです。
しかし、多くの場合は原因がはっきりしているため、一つ一つ切り分けて対処することで、改善していくことができます。

ここでは、特に質問の多いトラブルを中心に、原因と考えられる要素と、次回からの改善策を整理します。
一度の失敗で諦めず、どの工程で何が起きたのかを振り返ることで、技術は確実に蓄積されていきます。
レシピ通りに作っているのになぜかうまくいかない、という場合も、自分の環境や手順とのズレを確認するヒントにしてみてください。

膨らまない・背が低い場合

スポンジが膨らまない、全体の背が低い場合の多くは、メレンゲの泡立て不足か、逆に泡立てすぎ、もしくは混ぜ合わせの段階で気泡をつぶしてしまったことが原因です。
卵白がまだシャバシャバの状態で砂糖を加えすぎたり、短時間で仕上げようとして中途半端なメレンゲにしてしまうと、焼成の熱で十分に膨らまず、平たい仕上がりになってしまいます。

一方で、極端に硬いメレンゲにしてしまうと、卵黄生地ときれいに混ざらず、泡の塊が残ったり、混ぜる過程で大きくつぶれてしまいます。
メレンゲの状態を見直すとともに、粉を入れた後に練るように混ぜていないかも確認しましょう。
また、オーブン温度が低すぎると最初の立ち上がりが弱くなるため、予熱が十分かどうかも再確認するとよいです。

中央がしぼむ・底がへこむ場合

中央が大きくしぼんだり、底だけがへこむ現象は、焼成不足や急激な温度変化が原因であることが多いです。
表面に焼き色がついたからといって早めに取り出してしまうと、内部の水分がまだ抜けきらず、冷める際に大きくしぼんでしまいます。
竹串を刺して何もついてこないことを必ず確認し、必要であればアルミホイルをかぶせて表面の焦げを防ぎつつ、数分追加で焼成すると安定します。

また、焼き上がり直後に型ごと逆さにせず、熱いまま水平に置いて冷ますと、重力で中央が沈み込みやすくなります。
冷える段階での取り扱いも形を保つうえで重要な工程です。
オーブンの扉を頻繁に開けて庫内温度を下げていないか、焼成中盤以降の温度が急激に変動していないかなども、チェックポイントとなります。

生地がべちゃっとする・パサつく場合

生地がべちゃっとする場合は、生焼けか、油脂や牛乳が分離して底にたまってしまっている可能性があります。
卵黄生地の乳化が不十分だと、焼成中に油分が沈み、底が重くべたついた食感になりやすいです。
また、焼成時間が短く内部に水分が多く残っている状態のまま冷ますと、中央部分が詰まったような口当たりになります。

反対に、パサつきを感じる場合は、焼きすぎ、砂糖や油脂の量が少なすぎる、生地の混ぜすぎによる気泡の消失などが考えられます。
米粉は水分を吸いやすいため、焼きすぎると一気に乾燥しやすい性質があります。
オーブンのクセを把握し、表面の色だけでなく、押したときの弾力や竹串の状態をチェックしながら、焼き時間を微調整していくことが大切です。

卵臭さが気になる場合

卵のにおいが気になる場合は、砂糖の量が少なすぎる、バニラなどの香りづけが不足している、または卵黄の混ぜが不十分であることが原因の一つになります。
卵黄と砂糖をしっかりとすり混ぜることで、卵特有の生臭さは和らぎます。
また、焼成温度が低く、生地が長時間低温で加熱されると、香ばしさよりも卵のにおいが前面に出やすくなります。

対策としては、グラニュー糖を適正量使うことに加え、バニラエッセンスやラム酒を少量加えることで、香りのバランスを整えるとよいです。
あわせて、焼成温度と時間を見直し、しっかりと焼き色がつく温度帯で短時間で焼き上げるイメージを持つと、香ばしい香りが立ちやすくなります。
卵自体の鮮度も香りに影響するため、新鮮なものを使うことも意識したいポイントです。

他サイズへの換算やアレンジ方法

18cmレシピに慣れてくると、15cmや21cmといった他のサイズでも焼きたくなったり、ココアや抹茶を加えたアレンジを試したくなってきます。
米粉スポンジは配合バランスが崩れると膨らみに影響しやすいため、サイズ変更やアレンジは、できるだけ計算に基づいて行うと失敗が少なくなります。

ここでは、型の大きさによる材料換算の考え方と、風味を変える際のポイントを解説します。
また、グルテンフリーを意識したい場合の注意点についても触れます。
基本レシピを軸に応用していくことで、ご家庭の定番レシピとして活用しやすくなります。

15cm・21cmなど他サイズへの換算目安

丸型の容量は、底面積にほぼ比例するため、材料の換算には面積比を利用します。
18cm型の面積を100パーセントとした場合、15cm型や21cm型の比率を計算し、その割合に応じて材料を増減させるとバランスが保ちやすくなります。
おおよその目安を下記の表にまとめます。

型サイズ 面積比(対18cm) 卵の目安
15cm丸型 約0.7倍 卵2個分程度
18cm丸型 1.0倍 卵3個分
21cm丸型 約1.36倍 卵4個分程度

他の材料(砂糖、米粉、油脂、牛乳)も、この比率に合わせて調整します。
例えば、18cmで米粉80gなら、15cmでは約55g、21cmでは約110gが目安です。
ただし、オーブンの火力や型の高さによって焼き時間が変わるため、焼き色と竹串の状態を確認しながら数分単位で調整してください。

ココア・抹茶などフレーバーアレンジ

ココアや抹茶を加えたアレンジは、米粉スポンジとも相性が良く、風味のバリエーションを楽しめます。
基本的な考え方は、米粉の一部をココアパウダーや抹茶パウダーに置き換える方法です。
例えば、米粉80gのうち10gを純ココアに、残り70gを米粉にすると、風味と色のバランスがとれたチョコ風スポンジになります。

抹茶を使う場合も同様に、5~8g程度を米粉から差し引いて加えると良いです。
ココアや抹茶は水分を吸いやすく、また苦味もあるため、場合によっては牛乳を数グラム増やしたり、砂糖を少しだけ増やして味のバランスを取ります。
焼き色の判断がしにくくなるため、竹串での焼き加減チェックを忘れずに行いましょう。

グルテンフリー対応で気をつけること

小麦アレルギーの方やグルテンフリーを意識する場合は、米粉だけでなく、ベーキングパウダーなどの添加物にも注意を払う必要があります。
グルテンを含まないと明記された製菓用米粉を選び、ベーキングパウダーを使用する場合も、小麦由来成分が含まれていないものを選ぶと安心です。
また、キッチン内の小麦粉の粉じんによるコンタミネーションを避ける配慮も求められます。

道具や型、ボウルなども、以前小麦粉を使用した際の粉が残っていないかをよく洗浄しておきます。
特に重度のアレルギーがある場合は、専門の医師や栄養士のアドバイスを受けながら、家庭での調理環境を整えることが大切です。
米粉スポンジ自体は小麦を使わずに作れるため、適切な管理のもとであれば、グルテンフリーのお菓子として楽しむことができます。

保存方法とおいしく食べるためのポイント

せっかく焼き上げた米粉スポンジケーキを、できるだけおいしい状態で楽しむためには、保存方法にも工夫が必要です。
米粉生地は、焼きたては軽くふわふわですが、時間がたつと水分の移動や乾燥が進み、食感が変化していきます。
適切に冷ましてからラップし、温度や湿度をコントロールすることで、しっとり感を保ちやすくなります。

また、デコレーションケーキとして使用する場合は、いつカットするか、クリームとの相性をどう考えるかも重要です。
ここでは、常温保存、冷蔵・冷凍保存のポイントと、食べる前のリフレッシュ方法について解説します。

常温・冷蔵・冷凍それぞれの保存のコツ

焼き上がったスポンジは、型ごと逆さにして完全に冷ましてから型から外します。
粗熱が残っている状態でラップをすると、水蒸気がこもって表面がべたついたり、風味が損なわれるため注意が必要です。
完全に冷めたら、乾燥を防ぐためにラップでぴったり包み、さらに保存袋に入れるとより安心です。

気温が低く湿度も安定している季節であれば、半日程度は直射日光の当たらない涼しい常温で保存できますが、基本的には冷蔵保存をおすすめします。
冷蔵する場合は、ラップに包んだ状態で1~2日程度が目安です。
それ以上保存したい場合は、冷凍保存に切り替えます。
冷凍する際は、必要な大きさにスライスしてから一枚ずつラップで包み、冷凍用保存袋に入れて空気を抜いて保管すると、約2~3週間程度風味を保ちやすくなります。

デコレーション前後の扱い方

デコレーションケーキとして仕上げる場合、スポンジは焼いた当日よりも、翌日の方が全体に水分がなじみ、カットしたときの断面も整いやすいです。
そのため、前日にスポンジだけを焼いて冷蔵保存し、翌日にシロップやクリームで仕上げる流れが理想的です。
デコレーション後は、クリームの種類にもよりますが、基本的には冷蔵庫で保管し、1~2日以内に食べ切るのが目安です。

ホイップクリーム仕上げの場合は、乾燥によるひび割れや冷蔵庫内のにおい移りを防ぐため、ケーキカバーやケーキ箱に入れて保存します。
バタークリームであればやや日持ちしやすくなりますが、米粉スポンジのしっとり感を楽しむためには、あまり長期保存はおすすめしません。
カットした後は、一つずつラップで包んで保存すると、断面の乾燥を防げます。

リベイクやシロップでのリフレッシュ方法

少し日がたって生地が乾燥してきた場合は、リベイクやシロップを使ったリフレッシュが有効です。
トースターやオーブンをごく低温(120~140度程度)に設定し、アルミホイルを軽くかぶせて数分温めると、米粉の生地がふんわりと温まり、香りも立ちやすくなります。
温めすぎるとさらに乾燥するため、様子を見ながら短時間で行うのがポイントです。

また、砂糖と水を同量で煮溶かして作ったシロップを、刷毛でスポンジ表面に軽く塗ると、しっとり感が戻りやすくなります。
ラム酒やキルシュなどをほんの少し加えたシロップにすると、香りのアクセントにもなります。
しっかり冷ましたスポンジにシロップを打ってからクリームを塗ると、日持ちも風味も向上しますので、時間がたったスポンジをおいしく食べ切る工夫として取り入れてみてください。

まとめ

米粉を使った18cmスポンジケーキの別立てレシピは、グルテンに頼らず、卵の力と乳化の技術でふわふわ感としっとり感を生み出すお菓子作りです。
米粉だからこそダマになりにくく、混ぜすぎによる固さの失敗が起こりにくい一方、メレンゲの状態やオーブン温度の管理が仕上がりを大きく左右します。
基本配合と手順を押さえれば、家庭でも安定した仕上がりが期待できます。

別立てのコツ、よくある失敗の原因と対処法、他サイズやフレーバーへのアレンジ、そして保存とリフレッシュの方法を理解することで、米粉スポンジはぐっと身近な存在になります。
まずは今回ご紹介した18cmレシピを基準に、オーブンのクセや自分の好みを探りながら、繰り返し焼いてみてください。
一台一台の経験が蓄積されるほど、ふわふわで香り高い米粉スポンジケーキに近づいていきます。

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